治療薬の種類

アルツハイマーの治療薬として現在承認されているものは、4つあります。
その4つとは「ドネペジル」「リバスチグミン」「ガランタミン」「メマンチン」です。
ドネペジルは軽度のアルツハイマーの治療薬です。中等度の症状にも効果を発揮します。
軽度から中等度の治療には、ドネペジルだけでなく、リバスチグミンとガランタミンが使用されることもあります。
メマンチンは、中等度から高度のアルツハイマーの治療に使われています。
これらの薬は、神経伝達物質の制御をして、記憶や思考の維持に貢献します。
しかしながら患者の全てに効果が現れるというわけではなく、中には症状が改善されない患者もいます。
また、一定期間しか効かない場合もあります。そのため、常駐的に服用をすれば進行が食い止められるというものでもありません。
病気の進行に合わせた薬の服用があるので、専門医の判断のもと適切な服用をしましょう。

アルツハイマーになると、睡眠障害や徘徊などが起こります。これまで温和だった性格が変わり怒りっぽくなることもあります。
常に興奮状態になる人もいれば、うつ気味で暗い状態になる人もいます。
科学者は、こうした症状が何故起こるのかを研究しています。近い将来、こうした特殊な行動を抑える薬が開発されるかもしれません。
興奮状態やうつ状態、不眠や徘徊などが防げれば、介護する人もうんと楽になり、苦しい状況を打破できるようになるでしょう。
介護する側のことも考えると、一刻も早い薬開発が期待されます。